ソフトバンクテレコム株式会社

こんにちは。最近は松屋のオリジナルカレーばかり食しています。今日も気分を盛り上げて頑張りましょう。


http://www.softbanktelecom.co.jp/ja/

サイトについて

電気通信事業を行う企業のコーポレートサイトです。

非の打ち所のない完成度の高いサイトです。他サイトと比べて一味違うところは、正しい文書構造、論理的なマークアップ、それに相応しいデザインが成されていることです。ノウハウとしてメモ書きしたいことだけ記述しましたが、他にも参考になる点満載なので、コーポレートサイトの参考にするなら是非。

UIについて

階層構造を分かりやすくする工夫
当サイトのローカルナビゲーションは、背景色を適用させることで、入れ子構造を分かりやすくしています(図1)。発想としては単純なことですが、一目見ただけで階層構造を認識できる認目性を見事に確保しています。普段、サイトを閲覧している際には気づかないような、ちょっとした工夫を発見すると嬉しいですね。こういう時に、サイト分析という視点で閲覧することに意義を感じます。
(図1)

情報設計について

正しい文書構造
正しい文書構造を論理的にマークアップし、それをデザインとして視覚的に反映させているサイトはなかなかありません。それが実装されているというだけでも、当サイトが高い完成度を誇るということは断言できます。論文と同じように、見出しや箇条書き、強調、引用などには、文書的に正しい構造というものがあります。例えば、中見出しは大見出しの後に出現する、箇条書きの項目はリストとして扱うなどです。正しい文書構造に基づいて、HTMLで論理的なマークアップを行い、定義した要素に相応しい体裁を与えることで、ユーザビリティアクセシビリティが飛躍的に向上します。また、ユーザにとってのメリットだけではなく、メンテナンス性の向上、SEO対策など、運営側にも大きなメリットをもたらします。
コンセプトを伝える
トップページのメインビジュアルでは、企業コンセプトをリッチコンテンツで表現し、ユニークな訴求を行っています。個人的な見解ですが、コーポレートサイトにおけるコンセプトの訴求は、トップページのメインビジュアルを活用するのが一番効果的だと思っています。ページ単位で訪れたユーザは、一度トップページにアクセスする確立が高いことも分かっており、「伝えたいこと」を伝えるのには最も適したエリアであることは間違いありません。また、「何のサイトなのか?」を認知させるという意味でも、メリットは大きいのではないでしょうか。

http://www.softbanktelecom.co.jp/ja/

以上になります。